歯科医院のマーケティングの流れ(全体像)

前回、マーケティング=広告ではないと書かせていただきました。

今回から数回に分けて、無料マーケティング診断でもお話しているマーケティングの流れについて、お伝えしていきます。

まず、今回はマーケティングの全体感について知っていただきたいと思います。


基本的なマーケティングの流れは、実務上では下記の6つに分けられます。

①戦略策定

②戦略の具体化

③施策企画

④施策実行・現場装着

⑤振り返り

⑥施策改善

これらをバラバラに行うのではなく、一貫した流れとして行うことが重要です。

それぞれ、次回以降に詳細を書いていきますが、今回は全体感を掴んでいただくために簡単に説明します。


①~②は医院のありたい姿・方針を決め、それを経営指標に落とし込んでいくステップです。

どんな医院なのか、同じ地域の医院との違いは何なのか、どんな患者様に訴求していくのか。マーケット内の競合や患者様のニーズ、自院の強みなどから戦略を決めていきます。

ここで決めた戦略が、この後の戦術策定のベースになるため、最も肝となるプロセスになります。


③~⑥は前段で決めた戦略を実現していくために行う戦術部分になります。

ターゲットとなる患者様が喜んでいただけるモノやサービスはどんなものなのか、それをどのように伝えるのか。(広告なのか、接遇なのか、価格なのか...etc)

行うべき改善のポイントを決め、それを実行・振り返り・さらに改善をグルグルと繰り返していきます。

このサイクルをいかに早く正確に回していくかがポイントになります。


こういった一連の流れを絶えず行っていくことこそがマーケティングであり、収益改善には必ず必要な事業活動です。

次回以降、各ステップをもう少し詳細まで書いていこうと思います。皆様の医院経営に少しでもご参考になれば嬉しく思います。


「読むのがめんどくさい」、「読んでみて興味が沸いた」、「元々知っていたけど今の施策が正しいか分からない」という場合は、無料マーケティング診断を行っております。

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with屋

歯科医院向けマーケティングパートナーのwith屋。 歯科医院のマーケティング改善の提案・伴走支援を行っています。 マーケティング戦略~企画・実行・改善までを支援し、一貫性ある患者コミュニケーション設計が可能です。 コンサルティング・アドバイザリーに閉じず、実装までを“提案の主体者”として伴走するため、「実行」のハードルが下がります。