歯科医院のマーケティングの流れ①(戦略策定)
前回からの流れで今回はマーケティングの流れの起点となる戦略策定について、書いていきたいと思います。
この後の工程の全ての指針となる、最も大切なステップです。
これは簡単に言えば、医院の“ありたい姿”を決めることです。医院を開設する時や、歯科医を目指す時に考えていらっしゃる先生が多いように思います。
きちんと理念・ビジョンなどまで落とし込んでHPにも掲載されている医院もありますが、先生の頭の中だけで朧気な状態…という院も多いのではないでしょうか。
ここで大切なことは「言語化すること」「仲間と共有すること」です。
自分たちがどんな価値を世の中に提供するのか、どんな治療をしていくのかを、まずは仲間と、そして患者様にも共有していく必要があります。
それがなければ、全国に7万件弱、近所に数十件ある歯医者さんと変わらず、消耗戦を続けていかなくてはならなくなってしまいます。
ありたい姿を決めていくには、トップの想いを言語化していく方法や、働く皆さん(スタッフ・先生含め)の想いをまとめて言語化していく方法などがありますが、歯科医院にフィットするのは、前者の場合が多いと感じています。
とはいえ、言語化する際には、患者様だけでなくスタッフの皆様にも気持ちよく受け止めてもらえるような、解釈や言葉・言い回しで、皆がその“ありたい姿”に納得できるように、かつトップがその姿を率先して追求できるようにしていく必要がありますので、院全体を巻き込んで作成していきます。
この時に、いかに院の皆様に我が事として取り組んでいただくか、場作りやファシリテーションが大事になってきます。
「やり方は分かったけど実際どんな風に進めれば良いか悩む」、「場作りやファシリテーションに自信がない」、「自分自身の“ありたい姿”がなかなか定まらない」などの場合は無料マーケティング診断を行っております。上記のような場合は第三者が入ることでスッと進むことが多いです。
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